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認知症予防には効果的な脳の働く仕組みを理解する事が重要

脳は脂肪の塊と言われています。となれば当然、脳を作る脂質・油の良し悪しが、脳の良し悪しに直結します。認知症を防ぐには「脳のエネルギー源は糖」という、思い込みから脱すること。
 
糖質はたしかに体内に入ってくればエネルギーになりますが、私たちの身体には元々、糖質を使わなくてもエネルギーを生み出す仕組みが備わっています。

 

そのうちの一つは「糖新生」です。

 

これは、筋肉のなかにある乳酸やアミノ酸、グリセロールといった物質から糖を生み出す「糖を新たに生む」仕組みです。

 

糖新生の仕組はダイエットにも効果的!?


糖質は体内でブドウ糖として利用されています。このブドウ糖を体内でつくる仕組みを「糖新生」といいます。肝臓でアミノ酸(タンパク質)とグリセロール(脂質)を材料としてブドウ糖をつくるのです。糖新生は一部、腎臓でも行われています。
アミノ酸の出所はおもに筋肉。筋肉はタンパク質、すなわちアミノ酸の固まりで、機能を維持するためにつねに分解と合成をくり返す新陳代謝を行っています。その際に分解されたアミノ酸の一部を拝借し、肝臓はせっせとブドウ糖をつくるのです。
一方、グリセロールの出所は脂肪細胞。脂肪細胞に入っている中性脂肪が分解されると脂肪酸とグリセロールになります。このグリセロールからも肝臓はブドウ糖をつくるのです。

そして、肝臓には80グラム程度しか貯蔵できないと言われるグリコーゲン(糖質)が脳の主要な栄養であるはずがないのです。
なので、代わりの脳の主要なエネルギーは糖質の他にあり、それがケトン体です。
食事から糖質をカットすると、人間は貯蔵している中性脂肪を分解して使おうとします。グルカゴン、アドレナリン、成長ホルモンが分泌され中性脂肪が分解されるのです。
中性脂肪は、脂肪酸とグリセロールに分解されます。脂肪酸はエネルギーとして利用されますが、一部の脂肪酸は肝臓でケトン体になります。

 

これが「ケトン体」という物質にまで分解するという仕組みです。このケトン体も臓器や脳のエネルギー源になります。またこの仕組みにおいては、生み出されるエネルギーはブドウ糖ですらありません。
つまり、油脂・油由来のエネルギーでも脳は動くのであり、糖質は必ずしも必要ないという事なのです。

 

それどころか、糖質が肥満から糖尿病まで、様々な病気を引き起こすとを考えれば、エネルギーを糖質だけに頼るのは危険とみなした方がいいでしょう。

 

誤った認識に「脳は糖しかエネルギーに出来ない」なのですから、脳のエネルギー源を、早々に油脂由来のケトン体に転換してしまえばいいのです。

オメガ3,認知症予防

 

認知症予防の鍵となるケトン体の生成には良質なオメガ3が不可欠

不自然なトランス脂肪酸は、もはやいうまでに及ばず大敵であると言えるでしょう。
現にアメリカのある調査では、トランス脂肪酸を多くとるほど、認知機能の低下が多く見られるという結果も出ています。これは、体内で利用されにくいトランス脂肪酸は、脳の血液もドロドロにするために、脳の認知機能にも支障が出るからではないかと考えられています。

 

オメガ3,認知症予防トランス脂肪酸、ついにアメリカでは2018年までに全面禁止に!?

【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は16日、食用油などに含まれ、肥満や心臓病との関連が指摘されるトランス脂肪酸を、2018年6月までに食品添加物から全廃すると発表した。
FDAは13年に廃止方針を示して科学的妥当性を検討してきたが、最終的に食品に使う上で「安全とは認められない」と結論づけた。
食品業界は3年間で代わりの添加物を使うなどの対応が求められる。FDAは「心臓病を減らし、年間数千件の命に関わるような心臓発作を防ぐことができる」とみている。
トランス脂肪酸は、摂取すると動脈硬化などを引き起こすリスクが増すとの研究結果が多く示されている。

 

また、オメガ3の不足も、脳機能に大きく影響します。オメガ6とオメガ3のバランスは、全ての細胞膜の健康にとって重要ですが、特に神経細胞の細胞膜には、オメガ3が欠かせないと考えられているからです。

 

事実、認知症の人は、認知症でない人に比べて、脳の神経細胞中のオメガ3が極端に少ないことが研究の結果で証明されています。
オメガ3,認知症予防

 

実はオメガ3が20%以上含まれていないと、脳の神経細胞は正しく情報伝達できないとまで研究結果では出ています。
このように、悪い油脂・油を避けて、本当に良質な油脂・油をとることが「正しく良く働いてくれる脳」を作るためには欠かせないのです。つまり=認知症予防に効果的ということです。

 

オメガ3,認知症予防

 

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